「WebP開けない!」を即解決。画像拡張子変換ツールの誕生秘話

「スマホで撮った写真をWebPに変換したい」「PNGをJPGにして容量を軽くしたい」──そんな“ちょっとした困りごと”、ありませんか?
今回紹介するのは、ChottoToolの新作『画像拡張子変換ツール』。JPEG・PNG・WebPのあいだを、ブラウザだけで手軽に変換できる無料ツールです。
📌 開発のきっかけは「開けないファイル」
このツールが生まれたきっかけは、「WebPが開けない」という地味だけどよくあるトラブルでした。
たとえば:
- スマホで保存した画像がWebP形式だったが、Windowsの一部アプリでは開けない。
- WordPressで使われているWebP画像をJPGに変換して配布したい。
- メールで送るためにPNGを軽量なJPGに変換したい。
実際に開発する際は、「どの拡張子を変換対象にするか」という検討がありました。
💡 実は他の形式も検討しました
最初は .heic, .tiff, .bmp, .svg, .gif, .avif などの拡張子対応も考えていましたが、以下の課題が浮かびました:
- ブラウザで変換できない形式が多い
- 読み込みはできても保存ができない
- ユーザー需要が限定的(例:TIFFやAVIF)
- GIFやSVGは特殊用途が多く扱いが難しい
そこで、「本当に多くの人が使っている形式は何か?」と見直した結果、JPG / PNG / WebPの3つに絞ることにしました。これによりツールはより軽く、安定し、誰にでも使いやすくなったのです。
🛠️ どんなツールなの?
このツールの特徴は、以下のとおりです:
- 対応形式:JPEG / PNG / WebP
- 最大10ファイルを一括変換可能
- 動作は完全クライアントサイド(サーバー送信なし)
- ZIP一括ダウンロードにも対応
- 透過対応(PNG → JPG時は背景白)
特に注目したいのが「ブラウザ上で完結する安心感」。ファイルが外部サーバーに送られることはなく、プライバシー面でも安心して使えます。
👀 使ってみて気づく“ちょっと良い”ポイント
- UIがシンプルで迷わない
- ファイル名に自動で
_converted
が付いて管理しやすい - 変換前にプレビュー&サイズ情報が表示される
- ZIPでまとめて保存できる
「画像変換ってもっと面倒だと思ってた」という人にこそ、試してほしい仕上がりです。
⚠️ 注意点もあります
- アニメーションGIFやSVGは非対応
- 最大10ファイル、合計30MBまで
- 元画像のメタ情報(Exif)は失われることがある
- PNGからJPGに変換すると透過は白になる
これらを明記することで、ユーザーが誤解なく使えるように配慮しています。
🧑💻 実装の裏側
このツールは、JavaScriptの<canvas>
とtoBlob()
APIを活用しています。処理はすべてユーザーのブラウザ上で完結し、サーバーへのアップロードは一切行われません。
JSZipも組み込まれているため、複数画像をまとめてZIPでダウンロードすることも可能です。
🌱 まとめ:「拡張子の壁」を超える、軽やかな一手
ChottoToolの『画像拡張子変換ツール』は、「画像形式が違うだけで詰まる」そんな小さなストレスを解消するために生まれました。
JPEG、PNG、WebP──この3つが自由に行き来できれば、たいていの画像作業はスムーズに進みます。ちょっとの工夫で、大きな違いを。それが、ChottoToolが目指す「ちょっと助かるツール」の在り方です。
🕒 投稿日:2025-06-15